神経内科の病気
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みわ内科クリニック神経内科の病気ギラン・バレー症候群


ギラン・バレー症候群


Q1.ギラン・バレー症候群ってどんな病気ですか?

Q2.ギラン・バレー症候群の原因は?

Q3.ギラン・バレー症候群の症状は?

Q4.どんな検査をしますか?

Q5.治療法はありますか?

Q6.ギラン・バレー症候群の経過は?


Q1.ギラン・バレー症候群ってどんな病気ですか?
筋肉を動かす運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気です。手足のしびれ感もしばしば伴います。多くの場合、症状が始まる12週前に風邪症状や下痢経験しています。症状は24週ぐらいで最もひどくなり、その後は徐々に改善していきます。症状の程度はさまざまで、手足に力が入らない程度から、もっとも症状のひどい場合には全身の筋肉が動かず寝たきりになったり、呼吸ができなくなることもあります。

Q2.ギラン・バレー症候群の原因は?
外敵から自分を守るための免疫のシステムが異常となり、ウィルスや細菌感染と似た構造を持つ自分の神経を攻撃する抗体を作ってしまうためと考えられています。かかりはじめの一番症状の強い時期に、約60%の患者さんの血液中に、神経に存在する「糖脂質」という物質に対する抗体がみとめられます。これが自分の神経を攻撃する「自己抗体」としてはたらいている可能性があります。遺伝する病気ではありません。

Q3.ギラン・バレー症候群の症状は?  
両手両足に力が入らなくなり、動かせなくなります。顔面の筋肉が麻痺したり、目を動かす筋肉が麻痺して物がダブって見えたり、呂律がまわらなくなったり食事をのみこみにくくなったりすることもあります。場合によっては呼吸ができなくなることもあります。また多くの場合に手足の先にしびれ感を感じます。

Q4.どんな検査をしますか?
脳脊髄液検査(背中から脳脊髄液を採取します) や、血液検査をします。また、神経に電気を流して、電気の流れ具合を見る検査(電気生理学的検査)をします。ギラン・バレー症候群では、神経の電気の流れが遅くなっています。
Q5.治療法はありますか?
病気がはじまってからなるべく早く、血漿交換療法あるいは免疫グロブリン大量療法を行うと、ピークの時の症状の程度が軽くなり早く回復することがわかっています。呼吸ができないときには、人工呼吸器を用います。血圧、栄養状態の管理など、全身状態を良好に保つことも大切です。手足の麻痺が強い時期には、関節が固まらないようにするなど、急性期からのリハビリテーションが大切です。筋力が回復するのには時間がかかりますので、回復の程度にあわせて、適切なリハビリテーションをする必要があります。筋力の回復には、運動神経の回復を待たなければなりません。手足の筋力トレーニングによって筋力が回復するわけではなく、無理な運動は筋疲労を起こし、神経回復の妨げにもなります。焦らず回復にあわせた訓練が必要です。

Q6.ギラン・バレー症候群の経過は?

症状は遅くとも1ヶ月以内にピークとなり、その後徐々に回復にむかい、612ヶ月で多くの患者さんがほぼ完全によくなります。しかし、2割程度の患者さんは、何らかの後遺症を残します。その場合も、数年の経過で徐々に回復が見られます。

 
クリニックからのメッセージ
ギラン・バレー症候群は、基本的には良性疾患ですが、重症の場合には障害を残すこともあり、また回復にも時間を要します。若い方がかかることも多いため、長期の闘病生活による仕事や学業など社会的な問題も考えなければなりません。時間はかかっても少しずつよくなっていきますので、さまざまな社会的な支援を受けながら、長い目でリハビリテーションを行っていくことが大切です。利用できるサービスについて、専門家に相談しましょう。

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