【肺炎球菌ワクチンで肺炎を予防】
高齢者における肺炎は命取りになる重病です。肺炎の原因は、さまざまですが、細菌によるものが多く、その中でも代表的なものが「肺炎球菌」です。
肺炎球菌はめずらしい細菌ではなく、どこにでもいる普通のバイ菌(細菌)です。しかし、高齢になって身体の免疫力(抵抗力)が衰えると、ちょっとした風邪や気管支を生じた場合に、菌が肺まで入り込んで肺炎をおこします。
実際、風邪やインフルエンザをこじらせて肺炎になることが起こることが多いのです。
したがって、肺炎を予防するためには、風邪やインフルエンザを予防することが大切です。
「手洗いやうがいをしっかりすること」、
「インフルエンザワクチンを接種すること」 が大切なのです。
そして、さらなる肺炎予防手段が「肺炎球菌ワクチン」の接種です。
肺炎球菌ワクチンは、ほかのワクチンと同じく皮下注射です。ワクチンの効果は、だいたい5年程度は続くと考えられていますが、インフルエンザワクチンとちがって毎年接種するわけではなく、1回だけの接種しか許可されていません(2回目にはアレルギー反応が出る危険があるためです)。
日本では「肺炎球菌ワクチン」の知名度がまだ高くなく、それほど普及していません。インフルエンザワクチンと併用することで効果が上がることが海外のデータで分かっています。
「肺炎球菌ワクチン」は、
「65歳以上の人」 「肺や心臓に病気を持つ人」 「糖尿病がある人」
などの人では接種が推奨されています。
「肺炎球菌ワクチン」接種の詳しい情報については、かかりつけ医にご相談ください。

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