Q1.高血圧だとなぜいけないのですか?
Q2.なぜ高血圧なるのですか?
Q3.高血圧かどうか調べるには?
Q4.高血圧の予防はできますか?
Q5.高血圧の治療は何をするのですか?
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Q1.高血圧だとなぜいけないのですか?
血圧が高い状態が続くと、血管の壁に圧力がかかり血管を傷め、次第に血管が硬く(動脈硬化)なります。また、血液を送り出す側の心臓にも負担がかかり、心筋が肥大し、心臓の働きが低下します。
動脈硬化が放置されると、脳や心臓、腎臓など重要臓器が大きなダメージを受け、脳卒中・心筋梗塞・腎臓病(腎硬化症)などを起こします。
心臓疾患、脳卒中は日本人の死亡原因の第2位と第3位であり、介護が必要になる原因の第1位は脳卒中です。
これらの重大な病気を防ぐためには、高血圧の治療や予防がもっとも大切なのです。
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Q2.なぜ高血圧になるのですか?
大部分は原因が特定できず、「本態性高血圧」といわれます。この場合も、高血圧になりやすい因子があり、これは体質などの遺伝因子と生活習慣などの環境因子が半々といわれています。
高血圧になりやすさのチェックリスト
一方、検査などによりはっきりと原因がわかる高血圧を「二次性高血圧」といいますが、これは全体の1割程度です。
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遺伝因子
両親とも本態性高血圧の場合は子供の50%、片親だけの場合は25%が高血圧になると言われています。
環境因子
塩分の多い食事・禁煙・飲酒・運動不足・ストレスなど
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Q3.高血圧かどうかどうか調べるには?
高血圧そのものでは症状は出ません。高血圧かどうか知るためには血圧を測る以外の方法はありません。
血圧は常に変動しています。一日の中でも運動したり興奮したりすることで血圧は大きく変わります。1回だけの血圧測定の結果で異常や正常の判断はできません。できるだけ回数多く血圧を測り、現在の自分の平常血圧を知っておくことが大切です。
★ 高血圧の基準 ★
収縮期血圧(最高血圧)140mmHg以上
または
拡張期血圧(最低血圧)が 90mmHg以上です。
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どこで血圧を測れますか?
1.職場や自治体の健康診断
2.医療機関(診療所や病院)
3.家庭(家庭血圧の測り方)
4.体育施設やスポーツジム、家電量販店などでも、可能なら血圧を測ってみましょう。
→ 正しい血圧の測り方ほこちら
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Q4.高血圧の予防はできますか?
生活習慣を変えることで高血圧を予防することができます。高血圧になっても生活習慣を改善すれば血圧を下げることができます。今すぐ、できることからはじめましょう。
塩分をとり過ぎない。
1日7g以下に
塩分を減らすためにはこんな工夫
適度な運動習慣
ウォーキングなどの有酸素運動を1日30分以上毎日続けましょう
適正体重の維持
BMI=体重(kg) ÷身長(m)÷身長(m) BMI18.5-25未満が目標
禁煙
アルコールは控えめに
適量は日本酒1合・ビール500ml缶1本程度
脂肪をとり過ぎない
ストレスはためない
ストレスを解消するための自分なりのリラックス法を見つけましょう。
寒さに注意!
寒い時期は血圧が上がります。外出時寒さ対策は十分にしましょう。家の中では、トイレや風呂場も暖かくする工夫をしましょう。
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高血圧の予防は、高血圧になる前にすることが最も効果があります。
生活習慣病は長年の生活習慣の積み重ねによって起こります。体質が遺伝するだけでなく、ともに生活する家族は生活習慣も似ています。
家族全体で生活習慣を見直し、できれば子供のときから高血圧予防に努めましょう。

生活習慣病は家族みんなの問題です。

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Q5.高血圧の治療は何をするのですか?
高血圧の治療の目的は、血圧を下げることだけでなく、動脈硬化や心臓病を予防し、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気の危険を減らすことです。高血圧のほかに、糖尿病などの他のリスクのある人は、さらに厳しい高血圧の治療が必要になります。
一方、高齢者では、急に血圧が下がりすぎると元気がなくなったり、脳梗塞を起こす危険もあります。医師の指示に従って、段階的に治療していくことが大切です。
高血圧の治療の基本は、生活習慣の改善です。Q4で示したような生活習慣の改善をしても効果がない場合に、降圧剤治療を始めます。重症の高血圧や、高血圧以外の危険因子がある高リスクの場合は、薬物療法も同時に始めます。
大切なことは、薬を飲んでいる場合も生活習慣の改善の努力を続けることです。それにより、より大きな降圧効果が得られ、薬の量を減らしたり薬をやめたりすることも可能になります。二次性高血圧の場合は、原因疾患の治療により高血圧が改善します。
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降圧目標
高齢者(65歳以上)
140/90 mmHg 未満
若年者・中年者
135/85 mmHg 未満
糖尿病患者・腎障害患者
130/80 mmHg 未満
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